2007年8月のお勧め禅語
我逢人(がほうじん)
人と逢うことを大切に、人に逢える場を大切に、人と逢う姿を大切に。
「我、人と逢うなり」
人と人との出逢いの尊さを三文字で表した言葉です。
道元禅師は、中国で念願の師に出遭った時のことを、「まのあたり先師をみる。これ人にあふなり」
という言葉にしました。
自分だけで考え行動しているだけでは見つからないことがある。だから、その人との出逢いこそが始まりだと思った、という感動を述べています。
人と逢うことから全てが始まる。心と心の出逢い、物と物との出逢い、人と物との出逢い、出逢いこそ命。人は自分と違う領域を持って生きているのだから、出会いは相手(自分)を広く深く成長させてくれます。
些細な偶然の出逢い、予め整えられた出逢い、出逢いのかたちはいろいろでも、意味のない出逢いなどけっしてないはずです。昨日まで知らなかった人と言葉を交わし知り合いになる。実はその日その時に逢うべくして出逢っているのかもしれません。
そして、いい出逢いは大切に。
お互いを思いやりパワーを分かち合い、独り善がりな自分を抜け出したその先には新たなステージがきっと開けます。そして宝物が入った自分の引き出しがまた一つ増えていきます。
さあ、明日はどんな出逢いがあるでしょう。
心を開いて前に進めば糸が手繰り寄せられ、縁がまたやってきます。
尻込みせずにまだ見ぬ新しい発見に向かって、胸を高鳴らせながら日々に息吹を取り込みましょう。
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