2007年3月のお勧め禅語
百尺竿頭に一歩を進む(ひゃくしゃくかんとうにいっぽをすすむ)
修行を積んで高いところに辿りつき悟りの境地を切り開いた所、「百尺の竿の先」にはそれ以上の先がありません。
しかし、そこで満足をしてしまい歩みを止めてはならないのです。
さて、どうするか?
今度は後ろに向いて一歩を進めるのです。
人々に尽くし役に立つ所へ己を降ろす。これは価値ある前進、「進一歩」!
燃え尽き症候群。
アスリートの世界でもよく言われる言葉ですが、世界の頂点を目指し、日々苦しい練習に明け暮れそしてその努力が実り世界トップの座へ。夢の金メダルを手にした瞬間は自分史上最高の達成感に満ち溢れます。
しかし祭りも終わり時間の流れが普通になった時、ふと思うこと、、、。私はこれからどうすればいいのだろう?道しるべを見失った迷子のようになってしまう。
その位置に満足してあぐらをかいていると何かを失うことへの悩み不安が始まってしまうのです。
そこからまた自分磨きだけではない新たな一歩を踏み出さなければ今までの頑張った自分が失われてしまいます。
人生には常に次があることを忘れてはいけません。
我々の日常に置き換えてみましょう。
受験合格、就職決定、意中の人と晴れて結婚、事業の成功…、様々な目標達成があります。
しかし、そこで錨を下ろしてしまってはあっという間に大波にさらわれてしまいます。
次にするべき使命は誰にでもあるはずです!
自分自身を高めるために行った努力に更に意義をもたせる大事な一歩。人の役に立つ、感動を与える、喜んでもらう…。
そんな気持ちを持ちながら更なる歩みを進めていきたいものです。
(*参考文献:ホットする禅語70
)
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